第10回APMセミナー概要
今回のセミナーは、現在アメリカで印刷業eコマースの第一人者として注目されているRaine Consulting社の協力で、カリフォルニア州アナハイムで開催いたしました。Raine Consulting社からは、昨年の8月にもAPMセミナーに協力していただき、ご参加者からご好評をいただきましたが、今回は、印刷業でいかにインターネットを活用していくかという、さらに幅広い視点のプログラムであり、印刷業の将来に関連した様々な情報を得ることができました。
セミナー初日、そして3日目のマネジメント塾では、Raine Consulting社のパートナーであるバーバラ・シャター氏と、コンサルタントのジャン・ストッダード氏より、アメリカにおける印刷業のeコマースの最新動向と今後の展望、印刷業におけるサプライ・チェーン・マネジメント、エンタープライズ・リソース・プランニング、さらにカスタマー・リレーションシップ・マネジメントについて、現時点ではどういう状況にあり、今後どのような方向へ向かうのか、そして私達はどのようなスタンスを取るべきか等の講義をしていただきました。
また、印刷業のeコマースのプレイヤーであるCirqitからは、自動的に印刷の価格付けをするテクノロジーのデモとその仕組みについて、さらに印刷業者に与える影響についてお話しいただきました。北米最大手のオフィス機器流通業者であり、最大手のオンデマンド印刷会社でもあるIKONからは、独自に開発したウェブベースのドキュメト管理及び総合オーダーシステムについてお話しいただきました。さらに、ビジネス・ステーショナリー印刷を専門としているBurdgeからは、printChannelを利用して提供しているオンライン調達のサイトについて、そのサイトを始めるまでの経緯や、printChannelを選択した理由など、印刷会社の視点からお話しいただきました。
2日目、3日目には、計4社の会社見学をいたしました。米国西海岸を代表する印刷会社であり、Nooshの最大の顧客であるColorGraphics社、教科書のプリプレス専門の会社からeビジネス、コンテンツ・ソルーションへと発展してきているGTS社、プリプレスと印刷での経験を土台にメディア・アセット・マネジメントで成功しているGenex社、そして、印刷業向けのソルーション・プロバイダーであるPB Systems社。いずれも異なる観点から、印刷業の近未来を垣間見ることができました。さらに3日目には、グーテンベルグ・フェスティバルもご見学いただき、情報収集していただきました。
また2日目の夕刻には、ロングビーチにおいて、地元印刷業界の方々との交流会を開催いたしました。GTS社の社長ご夫妻や、南カリフォルニア印刷業組合のボブ・リングレン会長をはじめ、地元の印刷関連業の方々、さらにはメキシコの印刷関連業の方々など、多くの方々をお迎えし、ご参加者の皆様も積極的に情報交換され、大変盛況なパーティーとなりました。